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2001年7月27日に更迭の危機を迎えたガオホワイト外相でしたが、その後どういうわけか無能ぶりを晒しつつも、ガオレンジャーの大臣として君臨し続けました。ガオシルバー官房長官は、嫌っていたようですが、肝心のガオレッド首相が外相を容認していたので、あまり強くは言えなかったようです。
しかし、その麗しの白虎ガオホワイトに更なる危機が迫りました。そうです。聖獣運営議長ガオヒグマが、NGオルグの参加を拒むためにガオ外務省に圧力(ヒグマアタック)をかけたのです。その話を聞いたガオホワイトは、ガオ国会でガオヒグマを名指しで批判しました。しかし、事務次官級聖獣ガオツキノワはガオヒグマと仲が好いので、「ガオヒグマが関与した事実はありません」と嘘をついたのです。
さあ、大変です。ガオの戦士がガオ聖獣を掌握できず、ガオヒグマ如きにいいようにやられていては、能力が疑われます。たちまち国会は紛糾しました。ガオ国民は真相はどうなんだ、と大騒ぎ(ガオマスコミだけ)しています。このままではガオ補正予算が審議できません。
シルバー「レッド、なんとかしなきゃならんぞ。」
レッド「うむ。こうなったら、三人ともクビにしよう。ホワイト切るのはヤバイ気もするが、まあ能なしなのは仕方ないものな。」
こうして、ガオホワイト、ガオツキノワは更迭され、ガオヒグマも運営委員長を辞任、ということになったのです。ガオ国民は、ホワイトは悪くないのに何故、と寝ぼけたことを言ったりしてましたが、そもそもガオホワイトは外相の器じゃないので当然と言えば当然だったのです。ガオホワイトが更迭されたおかげで、ガオ国は危機を回避できたのだという真実が分かるのは、また別のお話。