アバウト★ワークス

よ〜し、次は燃料と火花やんけっ!「アバウト★ワークス」プロジェクト7

2000/2/27午後

スペシャルフィルター、タンクを開けるとこんな感じです

スペシャルエアクリーナボックスは完成した。吸入空気量にあわせて、燃料も多くしてやらねばなるまいっ。怒濤のキャブセッティングどあ〜。
ってんで、とりあえずメインジェット購入のため、いそいそとドライバースタンドへ。各サイズをバラ売りしてるのですが、ありゃ? 同形状のモノが見あたらない・・・。ミクニは六角小か丸大(8×9)しか置いてない。SVについていたのは、6×9で丸小というタイプらしい。ドラスタのあんちゃんが、メーカに問い合わせてみるというので、その回答待ちとなってしまいました。


うわっ、フィルターむきだしっ、ど〜だっ!!

恐れていた回答が・・・。ミクニでは6×9のジェットは外販してないとのこと。急きょパーツカタログを眺め、POSHとDAYTONAで6×9のジェットを販売しているのを確認。しか〜し、サイズが130#までしかない・・・。よくよくPOSHカタログを眺めていると、この6×9を使っているのは、'90GSX-R400RやFZR400Rとなっている。が、DAYTONAでは同車種は8×9となっている。


ミクニのメインジェット

むむ、こりゃひょっとして、6×9でも8×9でも、どっちでもオッケ〜なんじゃないの? うむ、モノは試しちゅうではないか、ワタシは8×9のジェットを買い、勢いこんで帰ったのでありました。
選定した番数は、ノーマルが122.5#なので、10番拡大の132.5#と15番拡大の137.5#です。2サイクルなんかだと、ファンネル仕様で10番拡大くらいなので、SVもそんなもんだろうと、若干余裕をみて15番拡大とふんだワケです。さて、8×9のジェットですが、SVのキャブにそのまま組み付きました。高さ方向は同寸だから、油面の影響もないと思うので、これで行ってみることにしましょう。


ノロジ〜ホットワイヤ〜だよん。(赤いの)

キャブセッティングに先立ち、より強力な火花ちゅうことで、ノロジ〜ホットワイヤをつけました。1本\7,500です。作業はカンタンです。ノーマルコイルからケーブルを引っこ抜いて、ホットワイヤーに変えるだけ。リークの問題があるので、プラグキャップはノーマルのものを使用します。さらにプラグを抵抗ナシのNGK C8Eに変更。(しかし、SVの前バンク、プラグ交換大変っす・・・)当初アースをヘッドカバーからとっていたのですが、ヘッドカバーはガスケットで絶縁されてるコトに気づき、後バンクのはコイル固定ボルトで共締、前はラジエターのステーボルトに共締しました。(St.Pegasus様、ご教示ありがとうごじゃました)


アクセル開度のシルシは、全閉・1/2・全開の3つです

ようやくキャブセッティングです。あらかじめ、アクセルに開度がわかるようシルシをつけておいて、アクセル位置で調子を判断します。とりあえず濃いだろうと思ってつけた137.5#は、吹け上がらず息つき現象。チョークを引くといくぶん調子いい。あれ?薄いのか? 再度ドラスタへ行き、142.5#と145#を購入、ついでにパイロットも20#(ノーマルは15#)を購入。ジェットを145#に、パイロットを20#に交換してるうちに雪が降りだしたので、とりあえずエンジン始動、軽くブリッピングしてみると、なかなか調子いい。ちょっと濃い目の感じがするけど、湿度のせいにしてナットク。ぁぁ、アバウト。


翌日晴れたけど、午後は雨・・・

結局雪が降ってしまって、試走ができず、全域での調子をみることはできませんでした。まあ、開度1/2あたりまでは、なかなかイイ感じです。
負圧キャブなので、ちょっと遅れる感じはありますし、FCR等の強制開閉みたいな威力は期待できませんけど、雰囲気はイイですね〜。
そうそう、タンク開けていると、シュコシュコと吸気音がスゴイのですが、タンク閉めれば、けっこ〜静かになります。とはいっても、ノーマルよりは吸気音、迫力ありますよ〜。実馬力でど〜なってるのか不明な改造ですが、まあ、バイクは雰囲気ですから・・・。

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