さて、いよいよ下りです。このSV400S、下りがコワイ。なぜって、ポジションが前傾なので、つんのめる感じがしてイヤなんすよ〜。しかも、第一いろは坂ってば、Rが小さいコーナーの連続。ブレーキを使う右手がダルい。しまいにゃ、イン側の足だしてモトクロスのごとくバイクを曲げるのですが、もうど〜でもい〜や走りになってしまいました。どうにかこうにか、クルマを追い越しながら、へろへろになったトコロで、ようやく下りきり、ひとやすみ。なんか、空の雲行きがあやしくなってきたので、早々に霧降高原へと向かいます。
霧降高原有料道路では、ZRX-11が先へ行けと言います。しゃ〜ない、遅れないよう走るかぁ。いろは坂で腕が上がってヘロヘロになっていたのがよかったのか、立ち上がりでCB1300に離されるものの、コーナーではなんとか追いつきます。オオッ。これならイケル。次第に気合いが入って、9000rpmを超えるあたりで走るようになり、高回転を維持したまま、コーナーに入るようになると、意外にスムース。むむむ。こうなりゃ、追い抜いてやるっ、てんで、いつのまにかハイパーモード。もっと速く〜と、気がついてみれば、スロットル全開になってます。げげっ。一般道で、これ以上開けられないってのは、かつてなかったのでちとオドロキ。とはいうものの、さすがに1300っす。直線になるとピューと行かれてしまって、高速コーナーだとこっちも体力が持たずコワイので、抜けません。しかし、調子いいなあ。SV400Sもいいじゃん、とか思っているうち大笹原牧場へ到着。到着して、ヘルメットを脱いで、おったまげました。汗だ〜だ〜状態じゃないっすか。ひええ。この時期ロードバイクで汗かくなんて、初体験です。う〜む、まさにスポーツライディングだ。
牧場で昼飯、牛丼食って、ひとやすみ。その辺にいるウシを食ってるのかと思うと、ちと不気味ではあります。
空の半分くらいに雨雲が広がりはじめ、ちょっと心配になってきたのですが、またまた予定通り日塩もみじラインへ向かいます。
昼飯食ってグッタリした首領は、またもや最後尾。2児の父親だし、カナかな団を預かる身として、無理しちゃいかんな、と勝手に納得して、てきと〜に走ります。でも、SV400Sって、流して走るとスムースじゃないんだな、これ。
