カナかな団の躁鬱

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日記

976 君が代

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2006年06月07日 02時46分

君が代です。何かと、噂の君が代です。

上記ブログによれば、朝日新聞の「声」欄に「『君が代』という歌は、つくづく日本語の音節を無視した歌」という投稿が掲載されていたらしいです。

そうなんです。何も知らずに、「君が代」を歌うと、おかしな所でブレスしてしまうので、意味不明な歌になってしまうのです。ちなみに、朝日新聞に投稿した大嶽静男氏によれば、

「キミガア」
「ヨーオワ」
「チヨニーイイ」
「ヤチヨニサザレ」
「イシノー」
『イワオートナーリテー』
「コケノー」
「ムースーウ」
「マーアアデ」

と聞こえると書かれています(原文では「いわおとなりて」の部分について、言及されていなかったので、想像して補足)が、まさにブレス位置を間違えている典型です。「君が代」は、実に歌うのが難しい歌なんですね。「君が代」については、ほぼ小学校で正しい歌い方を教えることになっていると思うのですが、小学生では、息が続かないのではないかと思うくらい、難しいのです。

その「君が代」ですが、当然、小学生用音楽教科書に楽譜が載っています。一番後ろの方に追いやられていたりはしますが。その楽譜によると、ブレスは 5 箇所。以下の様になっています。

「きみがーよーは」
「ちよにーーやちよに」
「さざれいしの」
「いわおとなりて」
「こけの」
「むーすーまーーで」

各改行毎にブレスとなりますが、こうなれば、一応、意味の通る歌ということになるような気がします。前段、中段は 2 小節毎にブレス、後段は、1 小節目にブレスが来て、残り 2 小節を一息で歌いきります(ひょっとしたら、後段はブレス無しで、「こけのむすまで」を一気に歌う方が好いのかも)。

はっきり言って、息を長く続かせないと歌えないので、自然と厳かな歌い方となりますね。

ついでに、朝日新聞に投稿した大嶽静男氏は「突然終わります」と書いていますが、確かになんとなく中途半端に終わってしまうような気がします。理由は、分かりません。が、「君が代」は楽譜によれば、全 11 小節で、4 小節、4 小節と来て、最後が 3 小節ということになってるので、1 小節分足りない感じがするのが原因かも。まあ、余韻ということで。

とかなんとか、実は、五・七・五・七・七というリズムそのものが、何か不足を感じさせるリズムなのかもなあ。と、素人が言ってみる恐ろしさ。


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