カナかな団の躁鬱

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日記

872 「本文『へ』」というリンク

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2004年12月11日 04時29分

なにその最後の「へ」は。と思うのは気にしすぎか

或る意味『此処をクリック』より、拙い表現なのかも……。

a 要素って何よ。【HTMLの要素・リンクのアンカー(a)】に因れば、 ハイパーテキストの要(の一つ) で、 文書のある部分が他の文書との間を繋ぐアンカーとなるべき部分である事を示す もので、 HTML 4.01以降ではリンクの出発点として特化されるべきもの と有ります。

では、リンクって何よ。「リンクとは」でググる と、

リンクとはホームページをほかのホームページに結び付ける機能をいい、ホームページに飛び先を書き込んで、それをクリックするだけで目指すホームページにジャンプできるようにすることを「リンクを張る」という言い方をします。

なんていう解説が、(2004年12月11日現在)最上位に出てきたり……。もう、『ジャンプ』って言い切っちゃってるし。2 番目の【IT用語辞典 e-Words : リンクとは 【ハイパーリンク】 ─ 意味・解説】では、 文書内に埋め込まれた、他の文書や画像などの位置情報 ということになってますが、その動作として 関連づけられたリンク先にジャンプするようになっている と結んでいて、やっぱり『ジャンプ』しちゃうものらしい。

The Web KANZAKI はどうでしょう。

HTMLでは、読者は文書のある部分から、関連するほかの文書・場所へ直接ジャンプし、関心を持ったトピックについて、「文書」の枠を超えて次々に渡り歩いていくことができます。このような機能を持つ文書をハイパーテキストと呼び、関連づけをすることを「リンクを張る」と言ったりします。HTMLではa要素を使って文中の語句や画像からリンクを形成します。

『ジャンプ』という言葉は出てきますが、 関連づけをすることを「リンクを張る」 と書いているので、どうやら、リンクとは「関連づけ」のことであろうと予想されます。同じ The Web KANZAKI の【About links and law】では、Tim Berners-Lee が、 通常のリンク:HTMLのa要素やlink要素によって別のドキュメントを参照するもの と述べているとしています。ふむふむ。参照ですか。

つまり、リンクとは関連づけであり、屡々 a 要素で記述され、その a 要素の内容については、属性に書かれている位置情報を基に参照を行いなさいよ、という解釈をすると。えーと、そうなると、a 要素の内容についての関連する情報は、 a 要素の属性に書かれた位置情報の場所にあるよ、ということで当て嵌めると、「本文へ」というリンクは、「本文へ」の関連情報がそのリンクの終点にあるということに……。

そりゃ、変ですね。その a 要素の内容は「本文」にしなければイケマセン。

あー、やっぱり、ページコントロールの類いは、link 要素で行うべきもので、所謂ナビゲーションを body 要素内に配置するのは、過渡期的残念な思いが有るな。理想的な HTML リソースってのは、見出しがあって、その文章の構造を現した要約があって、本文が有って、奥付があって、それで終わりと。ほんで、まあ、link 要素を解釈しないブラウザの為に、ケツの方にナビゲーションを置くのは、今のところ止むを得ないと。

どうしても、頭にナビゲーションを置きたくて、なおかつスキップさせる親切さを見せたい場合には、一番先頭に、「本文」「ナビゲーション」「要約」と言った、ページ内コントロールの為のリンクを置く、という感じになるのかねえ。

と、今度は書き殴り。


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