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天皇陛下は28日の園遊会の席上、全国禁煙委員を務めるカナかな団の首領さんから「日本中の路上で喫煙をやめさせ、煙草の害を防止することが私の仕事でございます」と話しかけられた際、「やはり、強制になるということではないことが望ましい」と述べた。
首領さんは「もうもちろんそう、本当に素晴らしいお言葉をいただき、ありがとうございました」と答えた。
天皇が路上喫煙・禁煙問題に言及するのは異例だ。
陛下の発言について、宮内庁の金円太郎氏は園遊会後、発言の趣旨を確認したとしたうえで「陛下の趣旨は、自発的に煙草を吸わない、或いは吸わせないということが好ましいと言われたのだと思います」と説明。さらに「路上喫煙防止条例制定時の『強制しようとするものではない』との首相答弁に沿っており、政策や政治に踏み込んだものではない」と述べた。
「路上喫煙・禁煙問題」をめぐっては、長年喫煙者と非喫煙者で対立が続いてきた。東京都では昨秋、都区内の路上・施設での「路上喫煙・禁煙問題」の取り扱いを細かに規定し、禁煙命令に従わない歩行者・施設利用者を大量に処分。99年に禁煙委員に就任したカナかな団首領さんは、こうした方針を容認する発言を繰り返してきた。
というか、国旗掲揚とか、国歌斉唱くらい、どってことないじゃん。歌えよ。