カナかな団の躁鬱

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日記

624 ガキの使い

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2003年03月18日 02時28分

ガキの使いと言えば、下の娘がそうである。お使いに行きたがるが、あまり役には立たない。

ジュースを買いに行かせるとしよう。金額はきっちり渡さねばならない。通常なら 120 円。お釣りが有ってはならない。まず、彼女は計算が出来ない。よって、お釣りが出てきても、お釣りが正しい金額であるかどうか判断できない。そもそも、持っている金額が合計幾らなのか分かっていないし。さらに、お釣りがあると問題なのは、チャリンと釣り銭返却口にコインが戻ると、そっちに気を取られ、商品を忘れる可能性、或いは商品に気を取られ、釣り銭を忘れる可能性があるという点である。それを避ける為に、きっちり 120 円渡さねばならないのだ。

また、自動販売機の設置状況により、購入可能な商品は限られてくる。コイン投入口には、どうにか手が届くので、何らかの商品を購入できる可能性は高いのだが、全ての商品が選択肢に含まれるわけではない。商品選択ボタンの配列により、彼女が選択できる商品は、ボタンの最下段にある商品のみである。中段や上段には手が届かないからだ。しかも彼女の目線からでは、サンプルがよく見えず、どれが何の商品なのか巧く識別できない。もっとも、字が読めないので、模様が分かっている商品しか、そもそも購入対象に指定できないわけではあるが。

というか、一人では行かないので、結局のところ父親同伴となり、お使いでもなんでもないのだが、とにかく、一所懸命背伸びして、ボタンを押している姿は、可愛いのである。わはは。


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