カナかな団の躁鬱

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日記

72 嫌酒権

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2001年08月02日 00時55分

喫煙者の肩身が狭くなって久しいですが、喫煙者の良いところをひとつ。それは、他人に無理に煙草を勧めない点でございます。まあ、中には「どう?」と勧める方もおられますが、「いや私は吸いませんので。」と言えば、たいがいそれ以上は無理に勧めないし、「ああ、吸わないんですか。その方が健康にいいですからねえ。」などと、うらやましがられたりすることもあるのでございます。

いや、私は喫煙者ですが。

で、酒飲みの話でございます。

  • 飲酒行為が普遍的な価値をもつものではないことを自覚せよ。誰しもが酒を飲みたがっているわけではない。

  • 他人に酒を勧めてはならない。そうした勧誘行為は無意味かつ有害である。

全くその通りでございます。

ただ、酒飲みの楽しみとして、ひとりで飲むほどつまらないものはないそうで。まあ、中にはひとりでグイグイ飲む方もおられますが。

酒飲みの不思議な礼儀として、コップにはナミナミと酒を注がなくてはならないものなのだそうです。半分くらいに減っているコップには、満タンまで注いでやる、注いでもらったら、お返しに注いであげる、この繰り返しが重要なのだそうです。

酒飲みは手酌が嫌いらしいです。自らのコップに自ら酒を注ぐなんてのは、最低なのだそうです。注がれたから飲む。注いでもらったので、注ぎ返す、注ぎ返してやったんだから飲め、これが礼儀なのだそうでございます。

この相手のコップに注いであげるのは、酒宴で重要なおもてなしなのだそうです。

で、酒飲みが他人のコップに注いでる時というのは、往々にして自分のコップに酒が減っている、あるいは注いで欲しいの裏返しの行為らしいです。そんなもん、勝手に自分で注いで飲め、という気もしますが、「手酌は最低の行為」なので、相手のコップに注いで、「私のコップに酒がないよう。」というのを遠回しに知らせているのだそうです。

いや、私は酒を飲みませんが。

学生時代は無理矢理先輩に飲まされたりしたものですが、社会人になってからは同僚に無理矢理勧められることも少なくなりました。ただ、取引先との接待などでは、傍若無人な酒飲みから執拗に飲まされたことがございます。

まあ、お客様ですから、嫌な顔もできませんし、辛かったです。仕方がないので、いつか失脚しろと呪いました。その甲斐あって失脚してくれましたが。

ええと、まとめ。

喫煙後、車を運転しても違反ではないが、飲酒後、運転すると違反であります。そういう飲み物であります。


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